どこかにも書いていますが「聴くことと 話すことは本質的は同じ」なのです。しかし、話すことは「自分のこと」なので聴くことよりもわかりやすい部分があります。このパートを「聴く」に当てはめると「相手の話がよく聴こえてくる可能性があります」
まず、話しをするのは「話を聴いてくれる誰かが居る」と思うからなのです。親しい人もいるでしょう。チョット嫌な人もいるかもしれません。もしかし たらペットと話す時もあることでしょう・・・ペットには普通名前をつけますね、そして家族のように付き合うことも多いでしょう。呼びかけ、話をして過ごす こともあると思います。(ちなみに我が家には2匹の犬(♂♀)2匹の猫(♂♀)、金魚がいて話します:笑)更に言えば植木や花に話しかけることもあるで しょう・・・
「話をする相手」を必要とし、話したいと思う「あなた」がいますね。さて、あなたの話(声)を真っ先に聞くのは誰でしょう?
「もちろんあなた自身です」・・これわかりますよね?(ここでは身体的機能であるとか脳の働き、骨伝道などの話は割愛します)
誰かに話をして、次のようなことを感じた時はありませんか?
「話終えて、初めて自分が言いたかった事がわかった」とか、「口に出してみて、何を伝えたいのかがわかった」とかです。
つまり「言葉を発した後に話したいこと自覚する」
これは「言葉にしたあと」に「実感として意味や価値を体験する」ということですね。
このことはあなたが「話し手」の時は常に自覚できるかもしれません・・・ではあなたが「聞き手」の時はいかがですか?
「誰かさんが話し手です。もしかしたら言葉を発した後で本人が自覚」してるかも知れませんね?「あなたと同じように・・・」
この記事で伝えたいのは「言葉の後の体験を聴く」です。これが話すことなのです。
あなたと同様に誰かも話しをしていることでしょう・・・
そして、最も大切なことは「聴いてくれる人の存在そのもの」かもしれませんね・・・
その人がたとえあなたの意に沿わない反応であったとしても・・・